えーと、まだ実家暮らしの時の話なんだけど、俺ん家って結構大家族なんだわ。
爺ちゃん、婆ちゃん、親父に母ちゃん、子は上から長女、次女、長男、次男の俺、三女。
一番上の姉ちゃんは大学まで行ったが他は皆、中卒か高卒まで。どうも両親は長女を
大学までいかせてみて全員は金銭的に無理だと悟ったらしい。
そんなのもあって俺より上の二女と長男は二人とも中卒でしかも夜の仕事で働いてた。
俺は高校行ってて当時18、卒業後の事で悩み抜いていた。進学って選択肢は無かったもんで。
とりあえず触れとくが、童貞だった。それどころか奥手な自分が将来、経験する事自体が想像
できなかった。出会いもなかったし。
小遣い無し、バイトで稼げ、バイト無い日は帰って来て家事を手伝え、爺さんの介護も子が分担、
家に恋人連れ込むのも無理。って恋愛とかできる環境じゃなかった。
個人の部屋も無くエロビも観れなかったし彼女もいない。18だった俺は相当ムラムラしてた。
もう姉ちゃんや妹でも良いからやらせろ!ってくらいね。母ちゃんは勘弁だったけど。
ある日、夜の仕事してるって書いた21の兄が「お前彼女とかいるの?」って聞いてきた。
「無理だよ」って答える。まぁ兄ちゃんも同じ環境で育ったわけだから、
その一言で全部理解してくれた。
「紹介してやるよ、年上でも良いだろ?」と兄。もちろん俺は大喜びで兄貴の言葉に
甘えた。年は23で俺より5こ上らしい。マジ夢が膨らんだ。
で、兄経由で携番、メアド交換してその人と、しばらくメル友みたいな関係になった。
まだ顔は知らなかったが兄いわく優香似との事。名は仮に優香じゃ恐れ多いので
優って事で。日が立つにつれ、どんどん親近感湧いて、合った事も無いのに好きになっていた。
優は甘えん坊で五つも年下の俺にも恥ずかし気なく甘えてくれた。あと下ネタが相当好きで
ソフトなネタから結構エグイネタまで何でもOK。童貞の俺はカチコチに。それに「毎日大変だから君の
存在に癒される」て言ってくれて、俺も似た様な気持ちだった。
電話で話す様になった頃にはすでに恋人状態で、ラブラブトークを展開していた。
そんなある日「三日後、仕事が休みだから会おう」と優。約束の日はド平日で、
しかも俺はバイトが入っていたが親には内緒でバイトを休んで会う事にした。
それから三日間は寝れなかったし夕飯の時なんて度々母ちゃんに
「あんた、何ニヤけてんの?」と聞かれる始末。優の事を考えるだけで
顔がニヤけてしまう。経験ない?
ついにその日になり、夕方の六時半に駅の前で待ち合わせ。学校が終わると
待ちきれずに速攻で駅に向かった。うちの地元の駅には噴水みたいな物があり、
その前が待ち合わせ場所。
メールで早めに着いてしまった事を伝えると、しばらくして待ち合わせ時間まで、
まだ大分あったが一人の女性に声を掛けられた。「***くん?」「はい、そうです。」
噴水の前の学生服の男が俺。そう伝えてあった。他に学生服はいないし
間違えようもない。俺等はすんなり会えた。彼女は見た目、高そうな派手目の服装で、
白いワンピースに上着を羽織り、ヴィトンのカバン、高いヒール、長くてクルクルの少しだけ明るい髪で登場。
ヤバイ!制服の俺じゃ釣り合わない!と思った。まぁ、そのセレブな服装に
釣り合う私服も持っていなかったが…。正直な第一印象は雲の上の存在、
高嶺の花って感じだった。
とりあえず、そのまま喫茶店に入った。彼女は紅茶を頼み、俺はガキ丸出しでコーラ。
「こんなお子様で良いの?」と聞くと「可愛い年下好きだから」と彼女。
可愛い可愛い連呼されていたが、まだ可愛いと言われると傷付く年齢でした。
一時間くらい話した後「制服じゃ一緒に外歩くの気マズイでしょ?私の部屋に来る?」
と彼女。彼女はチョットお洒落なマンションに住んでいた。部屋もとても綺麗で
「やっぱ大人なんだなぁ」と思うと自分が悲しくなる。
俺は緊張でカチカチだったが、お笑い番組観て会話しているうちに自然に話せる様に。
「何時頃に帰るの?」「バイト終わるの十時だから十時半頃うちに着けば平気」その
段階でもう八時半頃だと思った。
優は薄着で、若かった俺は肩や胸元を見るだけでアレがカチカチに。
しばらくして話も尽き少し気まずい雰囲気に。沈黙が続くにつれ俺は
ドキドキして再び緊張。たぶんイヤらしい事も期待していた。けど自分からは
言い出せない。恐れ多くて。それどころが相手にされる事自体ないと思ってた。
メールであんなに下ネタ話せたのがマジ不思議。再び長い沈黙があり、俺が、
何か話さなきゃ!ネタないかネタネタ!と頭をフル回転させていると「ねーねー」と優。
何?と優を見る。優は何も言わずに微笑んでいる。そのまましばらく見つめ合って
心臓バクバク。分かってる男ならそこでキスするんだろうなぁ、当時の俺にはまず無理。
最終的に痺れを切らし優からキスしてきた。そこからの展開は早い。優は「Hしよっ」と
アッサリ言って俺の手を取りベッドへ誘い仰向けで寝転ぶ。何をどうすりゃ良いんだ!?
マジ良いのか!?混乱しながら、とりあ胸のボタンを外すと脱がせてビックリ。
当時の俺は見た事のない大きさだった。
試行錯誤してブラを外し、胸を揉み、舐める。体中触る。それ以外何も出来ずに、
結局優がリード。情けない。優はベッドの上で服を脱ぎ全裸になった。
俺はその過程を呆然と夢の中の出来事の様に見ていた。
「はいっ」と優。目の前に夢にまで見た人の裸。芸能人の裸を生で見る
様なものだったと思う。「もうあんま時間ないでしょ?面倒臭いから
全部脱いじゃった。」たぶんもう九時頃だったんだと思う。
「ほら、ズボンとパンツ脱いでっ」俺は言われるがままに脱いだ。
てか優だけ全裸にさせているのが逆に恥ずかしくて我慢出来なかった。
すると優は立ったままの俺の前に座り、カチカチのアレを握って俺を見上げた。
「かたぁ!やっぱ若いねっ」そう言ってからペロペロ舐め始めた。物凄い上手。
いや当時の俺に比べる対象は無かったが、今でも思う。
手でピストンさせたり、裏筋に沿って舐めたり、カリを舌先で舐めたり、
先っぽ吸ってみたり。玉はくすぐったかったので勘弁してもらった。
そんなこんなで三分くらいでいってしまったと思う。優がヒートアップする前に
余裕でイカされた感じだったし。優はゴクッと飲んでから「過去最大に大量」と一言。
不思議な事にオナニーと違って気持ちが萎えなかった。
続いて本番。優はベッドに仰向けに寝て股を開き「おいで」と言った。
先に一番恥ずかしい所を見られたお陰で俺も多少は行動的に。
優は俺のアレを指で挟み、アソコまで誘導した。「入るの?」と聞くと。
「可愛い高校生が相手で、もうビショ濡れ。」と優。実際スルッと奥まですんなり入った。
あとは夢中で腰を振るだけ。猿でも出来る。「アッ!イイ!イイ!」と優は
下から俺を抱き寄せてディープキス。「オッパイも触って」と言われ、腰を振りながら
胸を鷲掴みにした。やがて限界が来て、優の腹の上で大量に射精。
何処に出せば良いのかアタフタしたが優が丁寧に教えてくれた。たぶん
時間は五分くらい。二回目なのに…。優はいけなかったみたいだが、
もう時間もなく俺等は服を着た。
帰り際「次はいかせてねっ」と優。夢見心地で家路を急ぐ。
それからもラブラブメール、時々電話の日々。予定が合わずに会えなかったが
俺は優にゾッコン。勉強してても優の顔が浮かび手につかない、
食事中も箸が進まない、完全な恋煩い。
最初、電話は時々だったが、次第に我慢できずに掛けまくり、
一ヶ月で五万円近くいったりもした。母親にキレられ、母親が親父にチクリ殴られ。
心底この家に生まれた事を悔やんで凹む。そしてまた優に電話。完全に悪循環。
更にバイトも手につかずズル休みしてクビ。親にバレない様に、
学校が終わったら時間潰しの日々。完全な落ちこぼれだったな。
優は忙しいらしく会ってくれなかったが優以外の女性には発情もしなかった。
当時の俺を救えるのは優だけだったが全く会えず。更にどんどん落ちこぼれ、
いっそ死にたいくらいの腑抜け状態の毎日。
しばらくして携帯が代金未納で停まってしまい優との連絡方法を失った。
それから2~3日、兄貴に携帯を借りて連絡するとかも可能だったんだが、
悩み抜いた結果「このまま優を忘れよう」と思った。
そして携帯の事も親にバレる前に解決しようと努力して、バイトも探した。
しかし携帯会社から家に連絡がゆき、全て親父にバレてしまう。もちろんバイトの事も。
俺は殴られ「出てけ!」と家から叩き出された。
夜の公園で声を上げて泣いた。痛いからではなく思い通りにいかない
苛立ちや情けなさ、優に会いたくて会えない悲しみ。消えて無くなりたい
思いだった。優と連絡を取らなくなって約一週間後の夜だったと思う。
そして、せっかく忘れようと努力していたのに、全てを失った気分の俺は、
もう一度だけ優に会えれば何でも出来るし死んでも良いと思った。
本当にたった一目会えれば。
そう思い、情けない事は承知、嫌われる事は覚悟の上で優の部屋へ向かった。
部屋に近づくごとに緊張は増し部屋の前に着いた時にはもう心臓が破裂しそうな程バクバクだった。
チャイムを鳴らし、しばらく待つ。反応無し。2~3回鳴らしても同じ。どうやら留守の様子。
俺は玄関の隅に座り、帰りを待つことにした。その時の気分はたぶん
俺の人生で三本の指に入る情けなさだったと思う。
そして俺の思考はひたすら優が帰って来た時の言い訳探しに没頭していた。
二~三時間して深夜の二時かそこら。誰かが階段を昇ってくる音が。
話し声も聞こえる。優の声と男の声?一人じゃない事に気付いた瞬間、
更に自分が情けなく思えた。「何て恥ずかしい事をしてるだろ…俺は」
階段を昇りきった優は俺に気付き物凄い驚いた顔。俺はまともに
目も見れず緊張で気絶しそうな勢い。「どうしたのー!?こんな時間にぃ」
「あ…俺、携帯停まっちゃったから。親父に家から叩き出されたついでに
伝えようと思って…」と俺。二~三時間考えてそれかよ。
「あっそうなんだぁ」と意外にも笑顔の優。
連れの男は少しタチが悪く「お前、時間考えろよ」と一言。いや、ごもっとも…。
「ハイ…スイマセン」と答える。「誰?」と男が優に。「ショウちゃんの弟。」と返す優。
ふーーん、て感じの男。ショウとはたぶん俺の兄貴の源氏名らしい。
「この人は仕事先の友達だよ。」優は男を指して俺に言った。そろそろ
帰るって言い出そうか迷ったが、しばらくして「とりあえず
近所迷惑だし中に入ろうか?」と言って優は鍵を開けた。
懐かしい優の部屋。あの日の思い出がよみがえる。
俺と男は向かい合いで座り。優はキッチンでお茶を用意している。
男の目が見れず、ずっと下を向いているとお茶を出しながら
「あんま虐めないでっ!私の可愛い弟君なんだから」と優。
弟君…その言葉に傷ついたりはしなかったし逆に嬉しかった。
まぁ何とも思われていないと思っていたから、俺にも存在価値があるのか、と。
むしろまだ確率はある!?くらいに受け止めていた。
「優さんは何の仕事してるんですか?」
「えーと、それはねぇ…」口ごもる優。それを見て男はニヤニヤ笑っている。
「お前みたいなガキにはまだ刺激の強い仕事だよ」と男。優は苦笑い。
「どうしても知りたい?…セクパブかな…」と優。
最初はピンと来なかったがキャバクラやパブみたく酒を飲む所らしかった。
サービスタイムみたいのが時々あり、その間、女の子達はお客の膝の上に向かい合って座り、
胸を露出する。その間お客は女の子の胸を揉んだり舐めたり出来る、そんな店。
それを聞いて俺は超ーショック。あいそ笑いしようにも顔が引きつる。
あの胸を!?けど好きになっちゃったもんは仕方がない。
嫌いになるどころか嫉妬を燃料に恋愛感情が燃えてしまっていた。
「ゴメンネェ…」と優。男は俺を見ながらニヤニヤしている。けどしばらくして
「子供はそろそろ帰れぇ」と男。確かにどう考えても迷惑。
俺が帰ろうとしていると優は俺を引き止めて「でも家から叩き出されたんでしょ?
危ないし今日は泊まっていきな。明日ご両親と仲直りするんだよ?」と言った。
何て優しい人なんだ。
それを聞いた男がやたら文句を言っていたが最終的に
「うるさいなぁ、私ん家なんだからさぁ。あんたこそ、そろそろ帰れば?」
と言われ舌打ちして黙った。それからも時々舌打ちしたりと男の帰れ光線は続いた。
やがて夜もふけ、「そろそろ眠いでしょ?」と優。
「大丈夫」と言ったが「明日学校でしょ?授業中に眠くなっちゃうよ?」
と言ってベッドのある寝室に案内してくれた。優と寝室に入っただけで
初体験の思い出がよみがえり勃起してしまう若い俺。
「ベッド使っちゃって良いの?下で寝れますよ?」
「向こうの部屋は物が多くて寝れる場所ないし私が下に布団敷いて寝るよ。」
「一緒に寝れば良いのに…」ありったけの勇気で顔を真っ赤にして言ってみた。
優は少し驚いてから微笑んで、俺にキスした。「分かった。一緒に寝よっか。」
そう言って俺に布団を掛けると優しく頭を撫でて静かに部屋から出て行った。
嬉しくて天にも昇る気持ちだ。一度はHした女性なのにキスされて、
死んでも良いってくらい嬉しかった。俺が余韻に浸っていると
向こうの部屋からは優と男の話声。
男は俺を批判し、優がかばってくれている。そうやってモメている感じだった。
後はあの男「優の友達」が帰ってくれればなぁ…そんな事を考えていた。
優ともっと色々な話がしたい。もし許してくれるならHもしたい。
人生で一番幸せな瞬間だったかも知れないな。地獄から天国。
俺は男が帰り、優が隣に横になるまで起きていようと思た。
しかし夜更かしを知らない学生だった俺がそんな深夜まで起きている
事自体、珍しく、幸せで心がポカポカなのもあって、いつしか眠りに落ちていた。
どれくらい眠っていたのか分からないが、ふいに目が覚めた。
優は!?起きてまず最初にそう思い、隣を見たが、まだ優はいない。
かわりにベッドの下から1メートルくらい離れた床に布団が敷いてあって、
優の友達が横になっていた。向こうの部屋からはドライアーの音。
しばらくして男と二人の真っ暗な寝室に優が入ってきた。
風呂に入ったのだろうかキャミソールにパンティだけの薄着だった。
薄目で寝た振りをしていると「なぁ、このクソガキ帰さないのかよぉ?」と男。
「もーーうるさいなぁーあんたが帰ってよぉ。」と優。
優は横になっている男をまたいで、俺の方へ来ようとしていた。
すると男は後ろから優の足首を掴んで「オイィー」と一言。
「もーぅ、今日は帰れば良いのにぃ」と優。
優は足首を握る男の手を振り払おうとしているが男は手を離さず楽しそうに
笑っている。端から見てジャレている様な印象だった。「なぁ、どこ行くんだよ?」と男。
「ベッドで一緒に寝るのぉ、約束したんだからさぁ、離してよぉ」
「はぁ?そんなガキ放っておけよぉ!俺と寝ようぜ?」
「もーぅ、ウザイなぁ、嫌ですっ!マジ離してっ!」
そう言って優は男の手を振り払おうとしている。
すると男は上半身だけ起こして、立っている優の下半身に後ろから抱き付いた。
そしてパンティ一枚の優の尻に頬を擦り寄せている。「もーぅ」と優は溜息を吐いて振り
払うのを諦めた。 そして俺の方を向いたままその場にしゃがみ、膝で立ち俺の寝てるベッドに
上半身を倒してきて手を延ばした。そしてベッドの脇、丁度俺の頭の隣に
両肘を掛け俺の顔を覗き込もうとする。俺はとっさに目を閉じた。
ベッドに肘を立てているから少しベッドの段差によって
上半身の高くなった四つん這い状態の優。
「可愛いなぁ」小声でそう呟き俺の髪を優しく撫でた。
ドキドキした。鼓動が聞こえちゃたりしないだろうか?
ここで目を覚ます振りでもすれば良かったのかも知れない。しかし俺はこの時、
特に考えもなく本能的だったのか寝た振りを続けていた。今でも時々後悔する。
…しばらくして「チュッチュッ」っと音がした。俺は目を閉じていたが、
たぶん後ろから尻に頬を擦り寄せていた男が優の体のどこかに
キスをしていたのだろう。たぶん尻ではないかと思った。
次第に音はエスカレートしてゆき「チュパチュパ」と唾液を含んだ音に。「ア…ハァーン…」
優の吐息が間近で聞こえる。そして少し遠くで男の鼻息も。
「チョットォ…」優のヒソヒソ声。首だけ男の方を振り返りながら言った様だ。
その瞬間に少しだけ目を開けると、男は四つん這いの優の後ろから
パンティを膝の辺りまで脱がせていた。「モーゥ…」再び優はヒソヒソ声で言った。
「チュパチュパ」また尻を舐めてるのか?俺も舐めた事ないのに…。
「ヤン…ダメ…そんな所ぉ…」確かにヒソヒソ混じりだがそう聞こえた。そんな所?
どんな所だよ?まさかアナルか!?「恥ずかしいよぉ…ハァ…ハァ…」優のいやらしい吐息。
うっすら良い匂いがする。歯磨き粉?ミント味の優の吐息の匂いだ。
しばらく暗闇の中、唾液を含んだ音と間近で優の吐息が聞こえた。
恥じらう優。俺はこんな優を見た事がない。初めて優に会う前に、
もっと女性経験を積んでおけば、こうやってもっと色んな優を見れたのかも知れない。
閉じた目から涙が溢れそうだ。「アッ!…フンッ!ンンッ!チョットッ…」我慢できずに
漏れる優の吐息、時々声も漏れている。男は後ろから優のアソコに
指を入れピストンさせて激しく責めているのだろう。
「ほら、来いよっ」男は声量を抑える事なく普通に言った。
「もーぅ」優の声が遠ざかる。男に引っ張られているのだろうか?
見てみると男の寝てた少し離れた布団の上で二人向かい合って座っている。
そのまま男は優を抱いて濃厚なキスをした。優は上半身をのけぞり少し
嫌がっている様にも見えた。そして男の手は優の上着の下の方から中
に入ってキスしたまま胸を触っている。「ンン…」優の声。
優は胸を触る男の手を抑えて「駄目だってぇ…」。
男は優の耳元でわざとらしくボソボソと呟いたが聞き取れない。
篭った声はコソコソ声より聞き取りづらい。
「え?何ぃ?」優も聞き取れなかったらしい。再び男。
「本当は隣にあいつが寝てて興奮してるんだろ?」そんなニュアンスの事
を言った様だった。「馬鹿じゃない?変態。」呆れた感じの優。
すると男は急に優の上着をまくり上げて、大きな胸を無理矢理露出させた。
風呂上がりだからか、ブラは付けていない。「たってるぞ?」と男。
「チョットォ…」優はまくり上げられた上着を元に戻して胸を隠そうとしているが
男はシッカリ服を掴んでいて無理だった。そのまま男は優の乳首へと首を延ばした。
舐める気か?優は男の肩を掴んで押し返そうとしている。「頑張れ、優!」そう思っていた。
しかし男の力には勝てない。しだいに男の口は優の乳首にとどき「チュパチュパ」
といやらしい音が響いた。「アッ…」優は男の肩を掴んだまま上を向き、
吐息を漏らし始めた。「ハァ…ハァ…」
「チュパチュパ…」男の肩を掴む優の手から、しだいに力が抜けていく様子が
暗くても良く見て取れた。それを確認した男は、押さえ付けるのをやめ、
優の胸を激しく揉んだり、乳首をコリコリ摘んだり、思う存分に優の胸を弄んだ。
そして優は男の肩を掴むのをやめ、両手を降ろし自分の背後の
床に置き体を支えた。完全に無防備になった胸。男はそれをひたすら
無邪気に弄び、優は控え目に喘ぐ。そして俺は止めに入るチャンスを、
もう完全に失い金縛り状態だった。
「気持ち良い?」男が乳首をチュパチュパ舐め回したながら聞く。
「ウン…」優は恥ずかしそうに答えた。しばらくすると男は立ち上がり
ズボンを下ろして「次はお前の番な?」と言った。舐めないで!!心の中で叫んだ。
優は男の竿を掴み、しばらくピストンさせ、俺の方をチラリと見た。
そして再び向き直りチロチロと舐め始める。男の吐息が漏れる。次第に激しく
チュパチュパと音が響いた。男の吐息も激しい。しまいには竿の奥までくわえ込み
頭全体でピストンさせた。 俺は体が石になった様にその過程を見守り続けた。
もしかしたらそんな俺の存在さえも二人を興奮させていたのかも知れない。
「ハァ…ハァ、バカバカッ!いっちゃうだろ!?」男は優の頭を押さえ、激しいピストンを
無理矢理止めた。「お前もしかして、さっさといかせて終わらすつもりか?」
「だってぇ…」
「正直になれよ?本当は興奮してるくせに。」男はそう言って座ると
優の股を強引に開かせ、M字開脚になった両足を両手で押さえ付けた。
そのまま優のクリを舌先で「ピチャピチャ」と刺激した。「ン!…ンンッ!ダメ!…声出ちゃうってばぁ!」
知った事かと男の舌は加速してゆく。「お前、凄いビショ濡れじゃん?」
男は嬉しそうに言った。「ハァ…ハァ…気持ち良い…」そう呟いて、優はアソコを執拗に
舐め回されたまま、自分の胸を激しく揉みしだいた。当時の俺には余りに衝撃的な光景。
「やっぱ隣で寝てる奴がいると興奮するか?」優は何も答えない。
「もし起きたらどうすんだ?」男がいやらしく聞いた。
「アン…アン…ベッドに座って…見ててもらう…」優は途切れ途切れに言った。
「やっと素直になったな?」と男。その瞬間俺は自分が何も出来ない事を悟った。
もっと早い段階で止めれば良かったのか?たぶんそれも違う、
俺はただのエサで最初から最後まで二人のプレイだったんだ、きっと。
「じゃーもっと恥ずかしい事するか?」男がそう言うと二人は69の体勢になった。
しかも向きを変え、わざと優のアソコが俺の場所から丸見えになる感じで。
二人は完全に興奮している様だ。激しく音を立て必死で舐め合っている。
俺は下唇を噛みギュッと目を閉じた。
「アァン…恥ずかしいよぉ…」
「それが良いんだろ?もしこいつが起きちまったら、まず最初に見るのが
お前のビショ濡れのマ*コだぞ?」
「イヤッ…恥ずかしい事…言わないで…いっちゃう…」それからも男の舌と、
言葉責めは続いた。優が言葉責めを受ける度に傷付く俺。
「アッ…もう駄目ぇー!…いっちゃう!」優は控え目だったが、
これまでで一番大きく喘ぎながらいったようだ。
しかしチュパチュパと男が舐める音はまだ続いていた。「駄目!…もう、くすぐったいよぉ…」
もういったんだから良いだろ!?俺はゆっくり目を開けた。
男は優の尻を揉みながら、まだ舐め続けている。「アン…チョットォ…」と優。
よく目を懲らした。「!」そして再び素早く目を閉じた。
男と目が合った気がしたからだ。今でも分からないが、あれは気のせいだったのだろうか?
それとも男は、どの段階かで俺が起きてる事に気付いてた?
その上で興奮の材料に?しばらくして「おら…俺もいかせてくれっ」と男の声。
パチッと尻を叩く音も聞こえた。上からどけ、の合図で尻を叩いたのだろう。
恐々ゆっくりと目を開けた。するとクタクタで息を切らせている優に、
男がバックから入れている最中だった。
「アッ……」と優の吐息。ゆっくりピストン、次第に激しくなり「パン!パン!」と凄い音だ。
「アン!アン!気持ち良い…」優の胸が激しく揺れている。
男はそのまま優のウナジや背中をベロベロ舐め回した。
「このガキのはどうだったんだ!?」と男。
やめろ…そんな事聞かないでくれ!
「アン!アン!…だって…まだ…初心者…だもん…」優は途切れ途切れに答える。
もうやめろ、俺をネタに興奮するのは…。「パン!パン!パン…」獣の様に
激しく後ろから襲われている優を見ながら涙が零れていた。「アン!アアン!もう無理ぃ…」
「ハァ…ハァ…もういくぞ!?」男はラストスパートをかけると喘ぎながら大量に精子を
優の尻にぶっかけた。優はそのまま息を切らせてバタンと倒れ込む。
倒れ込んだ優の体は激しく呼吸をして、いやらしく揺れて見えた。「マジでお前って淫乱だよなぁ。」後ろでそれを見ていた男が嬉しそうに言った。そして何も答えられない優のアソコに指を入れた。「クチュクチュ」と音をさせる。「ハァ…ハァ…もう…勘弁して。」
やっと終わった…心底そう思った俺は、歯の食いしばりすぎで、コメカミが痛くなっていた。
しばらく余韻に浸った後、二人はバスルームへ向かった。シャワーの音、そしてまた優の喘ぎ声…。俺はその隙にベッドから起き上がる。ずっと寝転んでいたのにフラフラだった。「アン!アン!」バスルームから喘ぎ声が漏れる。
気付かれない様に外へ出てマンションの前の公園へ。追って来るわけはない、俺は最初から最後までただのネタか邪魔者だったんだから。しばらく声を押し殺して泣き、日が昇る少し前に駅前の公園に移動。
公衆便所に篭り学校もさぼり間抜けにオナニーし続けた。射精可能な限りしたい。いけなくなったら少し休んで。
それで優への愛もぶっ飛ぶと思っていたが結局、温かい優も、他の男と激しくセックスする優も、全てが愛おしくて、全てが憎い。イケばイク程どんどん自分が惨めで死にたくなるだけだった。
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