ずっと好きだった子が親友の彼女になった

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真昼間の日の光があたり輝いて見える。
俺もトランクスだけになり、下着姿の絵梨を思いっきり抱きしめた。

強く強く抱きしめた。絵梨の体は温かかった。
絵梨の体温を肌で直に感じることで、実感がわいてくる。

「ああ、俺は今、本当に大好きな絵梨と抱き合ってるんだ」って。
正直これだけでじゅうぶん幸せだったが、もちろんチンコはギンギンだ。

ブラジャーは初めてにしては案外簡単に外せた。
乳首が露出したとき、俺はついAの言葉を思い出した。

そしてそれを元に想像した乳首とは違っているなと思った。
はっ!俺は何を考えているんだ。こんなときAの事なんか考えるな!

目の前の生絵梨を堪能すればいいじゃないか!
女の子の、しかも大好きな子の胸に直に初めて触れる。

優しく包み込むようにさわり、おっかなびっくり軽く揉んでみる。
すべすべして柔らかかった。そして意外に大きかった。

想像していたより、大きかった。
成長したのだろうか、Aに揉まれて大きくなったのだろうか。

うあああ、何をやってもAの話が頭をよぎる。振り払っても振り払っても。
俺は一心不乱に絵梨のおっぱいにしゃぶりついた。

絵梨の乳首がかたくなっていく。
絵梨はずっと無言無抵抗無反応だ。

俺はそんな絵梨の態度が不気味になり、乳首を吸いながら上目づかいで絵梨の顔をうかがった。
絵梨は目をつぶり横を見て耐えるように下唇を噛んでいた。

何でそんな表情をするんだろう。
俺はつい、「絵梨、もしかして嫌なの?」と声をかけた。
絵梨は俺の方を見て微笑み、首を横に振った。

「嫌じゃないよ。これでも恥ずかしがってるんだから・・・。」

絵梨はそう言って俺の首に腕を回し、抱きついてきた。
彼女の大きな胸が俺の胸に当たる。俺の胸は張り裂けそうだ。

しばらく抱き合う。ずっと抱き合ったまま。幸せだ、俺。
すると絵梨が俺の手をとり、自分のマンコへと誘導した。

絵梨の大胆さに俺はびっくりして手を引っ込めてしまう。
今度は絵梨が、

「もしかして嫌なの?」

俺は焦って、

「そんなことないそんなことない、触りたい。触りますとも!」

と絵梨の股間へ手をやる。パンティの手触りがいい。
絵梨はぷっと吹き出し、

「もう、ムードないなあ。」

撫でるように手を動かすと、絵梨は初めて、「ん・・・」と喘いだ。
余裕ない俺はすぐパンティーを脱がし、またマンコに手をやる。

絵梨の薄い縦長の陰毛がふさふさと手にあたる。
そして俺の指は、すでに濡れている絵梨の膣の中に簡単に入っていった。

指を動かすと絵梨の声は、「・・・う・・・んん・・・」とトーンが上がっていく。
初めて聞く絵梨の喘ぎ声、興奮する。

ただ俺は童貞興奮状態で、相手を喜ばすとかそういう余裕は全くなく、次はどうしたら、どうすればいいんだ、とテンパっていた。

我慢が出来なくなる。

「絵梨、入れていい?」

絵梨は頬を赤らめながら、黙って頷いた。
一応、ゴムは持っている。童貞君でも用意してあるものだ。

俺はトランクスを脱ぎゴムをつけ、挿入にとりかかる。
しかしやっぱり上手く入れれなかった。所詮は童貞だ。

大好きな子だから、恥じかかないように、
上手くやらなきゃと思えば思うほど、余計と焦った。

ヤバイ入らない。おかしいな。どこだ。どうすれば・・・額に脂汗が・・・。
この間、絵梨の顔を見る事が出来なかった。

さすがに見かねたのか、絵梨が、「いい?」と言って、俺のチンコに手を添えて、膣口へ誘導した。
またまた絵梨の大胆さに驚く。

男としては情けなくもあったが、助かった。
ゴム越しだが、チンコの先が絵梨の中に入ったのが分かる。

俺はそのままゆっくりゆっくり押し込む。そして絵梨の奥まで入った。

「絵梨、入ったよ。」

別に報告の必要はないのだが、嬉しさの余りつい言葉に出てしまった。
絵梨はちょっと苦しそうな、そして切なそうな顔でクスっと笑った。

ゆっくりゆっくり腰を動かした。
絵梨は上体を少し斜めによじらせ、「ん・・・ん・・・」と声を押し殺し喘いでいた。

ここまできても時折、「この体はAが・・・」と頭によぎる。
懸命にその考えを振り払った。

俺は今、今の絵梨だけを見つめればいい。
今、大好きな絵梨とセックスしている。それだけでいい。

一心不乱に腰を動かした。流暢なストロークではなかったが、
「絵梨・・・絵梨・・・」と何度も名前を呼び、俺は激しく絵梨を求めた。

絵梨も、「K・・・んん、ん・・・K・・・」と消え入りそうな声で、俺の名を答える。
絵梨に名前を呼ばれる度、心が震えたが、何故だか切なくもなった。

限界はあっという間でした。イキそう。ヤバイ早過ぎると思い、
射精感が高まったとき、

「絵梨、ゴメン・・・もうイキそうだ・・・。」

なんて情けない声で言ってしまった。
でも絵梨は頬を紅潮させ、

「うん・・・きて・・・きて・・・」

と言ってくれました。
俺はずっと絵梨の顔を見つめたまま、イッた。

今まで感じた事ない快感だったよ。3年間の想いを放出したって感じ。
しばらくその体勢のまま動かず、じっと絵梨の顔を見つめていました。

絵梨はちょっと息を切らしながら、目を伏せていたんだけど、
ふと視線を上げ、俺と目が合った時に、

「もう・・・恥ずかしいから、あんまり見つめないでよ。」

こんな照れている絵梨を見るのは初めてだった。
しばらくは余韻に浸っていた。

快感の中に何だか虚しい気分も漂っている。
いかに俺が絵梨を好きだとは言え、友人の彼女とやってしまった罪悪感。

そして絵梨にもその罪を背負わせてしまった。
つい、「絵梨、ゴメンな・・・。」と口走ってしまう。

「何で謝るの?謝るなら最初からしないでよ。他に言うべき事はないの?ずっと私のこと好きなのに黙ってて。言わなきゃ分からないんだよ。ねえ、聞いてる?」

なだめるような口調だったが、心にずしんと響いた。
俺はこの絵梨の言葉を、

「過去に俺が絵梨にはっきり告白しなかったから、告白してくれたAの方に行ったんだよ」

と、解釈した。
その通りだと思ったね。俺は何も言い返せなかった。

しばらく互いに無言。突然、絵梨はその静寂を打ち破るように、「いい卒業記念になったでしょ?」と、俺の背中を叩きながら笑った。
無理に明るく振舞っているなって分かったよ。

「これで何も思い残す事はないよ。」

俺もそう言った。
高校生活に思い残す事がないと言いたかったのか、絵梨に思い残す事がないと言いたかったのか分からない。

そして絵梨はどうとらえたかも分からない。
絵梨が玄関まででいいというので、玄関まで送った。

「これからAの家、行くの?」
「あはっ、行けるわけないでしょ。」
「それもそうだ。」

俺は絵梨に、「じゃ、また明日。」と言い、絵梨は、「卒業式で。」と返してきた。

これが絵梨と交わした最後の会話だ。
翌日の卒業式はお互い別々のクラスだし、いろいろバタバタして絵梨と一言も話せなかった。

前日の事があったから、ちょっと気恥ずかしかったのかもしれない。
ただすれ違った時、ちらっとこっちを見て笑ってくれたような気がする。

Aに対しても何か居た堪れなくて、卒業式後は真っ直ぐ家に帰った。
かなり後々になってふと考えた。

絵梨はあの日、自分をAから奪い取ってくれることを、俺に望んでたんじゃないか、と。
それを男の俺の口から言って欲しかったじゃないか。

はっきり口にし、Aとケンカしてでも絵梨を奪い取る覚悟が俺にあれば、絵梨は俺についてきてくれたんじゃないか。
だから俺に抱かれたのでは。

それを俺は、絵梨が3年間のお情けで抱かせてくれたと思っていた。
まあ、考えすぎかもしれん。

それに過ぎ去ってから考えても、もうどうにもならない。
俺は相手を気遣っているようで、実は何も分かってなかった。

どうせなら自分勝手さを押し通せばよかった。Aのように。
絵梨とは卒業後、一度も会ってません。

ええっと、えっちねたメインでいくはずが、
前置き長くなっちゃって、しかも書いてる途中に湿っぽくなっちゃって、

最後までそれを引きずってしまいました・・・。気合い空回り。
ちなみにAと絵梨は某有名私大へ進学、そして俺は浪人してしまいました(‘A`)

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