風俗行ったら人生変わった【長編】①

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風俗行ったら人生変わった【長編】最後

29歳 163cm
普通にブサメン。
童貞。もちろん、年齢=彼女いない歴
ニート歴、当然あり。というか、当時は、就職一ヶ月目。
1人暮らし。
ボロボロの文化住宅。二階建て。

親父二人目。
1コ下に妹(親父もお袋も同じ。)
10コ下に双子の妹(二人目の親父とお袋との間に生まれた子。)
妹達にはバイキン扱い。

少年自体に吃音症、いわゆるどもり気味だった。まぁ、コミュ障中のコミュ障だわな。

今でも、少しどもり気味で、緊張すると、出てしまう。すごいコンプレックスだ。

よく「初めて風俗行ったった」的なレポがあるだろ?けっこう、サラッと書いてるよな??
俺はああいうのを読んでさ、俺も行ける、俺も書ける、と思ったわけさ。
しかし、実際にやってみると大違いだわ。

女の子と会う前から、緊張の嵐だよwww
というか、店に電話をするのも必死で寿命は縮むし、実際は、予約だけで、十分に死ねるレベルだぞ?男の店員の丁寧な接客に救われた感があるわ。

あと、ホテルで待ってる時間だよ、あれも死ねるよな。あの時間は、動物園の熊みたに、うろうろするしかないだろ。そこをもっと書いておけよ!

みんな結構、冷静なのな。
それとも、俺だけなのか・・・そこまで緊張するのは?

で、風俗なんだけどな、脱童貞の為にはソープランドに行かなければならないのだが、俺にはハードルが高すぎると思って、段階をふむことにして、まずは、デリヘルというものにいくことにしたんだ。

まぁ、あくまで当時の俺的な感覚だからな。

今は、もう、最初からソープにいくべきだと、心から言えるぞ。それも、金を貯めて高級ソープに行くべきだ。特に童貞のやつ。初体験なんだから、頑張って金貯めろ。それだけの価値はある。
と、思うんだけど、どうかな?

まぁ、ネットで調べて、電車で15分くらいの繁華街にあるデリヘルに電話をかけようとしたわけだ。大丈夫だと、分かっていても、
「ぼったくられないか?」
「本当に女とエッチなことが、本当の本当に出来るのか?」

こんなことが頭をぐるぐる回って、なかなか、電話が出来ねぇんだよな。怖いし、喉がカラカラになる。
だって、29年間、生きてきて、女に触れたことも話したこともないのに、数万円払うだけで、裸の女とあんなことやこんなことが出来るなんて信じられんだろ?

そこをどう思うのよ?オナホだけで何万使ったか分からんというのに・・・。

そういや、最初にオナホ買うときも緊張したなwwwみんなはどうだ?

で、結局、家では電話出来なかった。自分の家という日常間が駄目なのか・・・。

ということで、俺は、まずは、町へでることにした。町へ出たら、さすがに電話できるだろう。
いわば、背水の陣。
自分を追い込むことによって勇気を搾り出すという、最後の手段だ。

ネットで店を調べ、近くまで行った。「この場所で電話してください」ってところで、30分くらい立ってたwwwww

かけられないんだよ。なんどか、ダイヤルするんだけど、キャンセルしちまう・・・。しかし、排水の陣だ。ここまで来てかけられなかったら、俺は魔法使い確定なんだ。その店の前で数分・・・して、俺は、もう、ヤケクソで電話をか
けた!!

店員「もしもし?」

デリヘルって、店の名前を言わないのな。
俺は、不安になったよ。

俺「あの、○○○○ですか?」
店員「そうですけども〜」

店員というか、ボーイの兄ちゃんは、明るい声で、すごく愛想が良くて、かなり緊張が解けたwwwでも、どもっちまったよ。

俺「あ、あの、あの、ネットを見てかけてるんですけれども・・・」
男「はい、ありがとうございます。」

すごい接客だよな。風俗。近所のコンビニやファミレスよりも新設丁寧でさ。

ボーイ「今、どちらにおられます?」
俺「おたくの店の前です。」
ボーイ「いやいやいや。じゃあ、入ってくださいよwwwベルを鳴らしてくださればいいのにwww」

出迎えてくれたのは、なんか普通の兄ちゃんだった。もっと怖そうな人だと思ってたんだけど。
兄ちゃんは、スリッパを揃えてくれて、待合室のソファにかけさせてくれた。本棚があった。北斗の拳、全巻揃ってんじゃん。

その日もコンビニで読んだけど、何回でも読んじゃうよ、俺www
これのおかげでいつもの俺に戻ることが出来た。心の中では、熱い心鎖で繋いでも、今は無駄だよ・・・と歌詞が流れていた。

兄ちゃんが写真を持ってきた。

ボーイ「初回、指名料サービスしますんで。それと、ネットからのお客さんなんで○○円割り引きますんで、1時間のコースだと、ホテル代込みで、総額で○○円で案内できますよ。」
俺「ホテル代?」
ボーイ「使用していただくホテルに、○○円を支払っていただくんで。」

そーなのか。見落としてたわ。まあ、○○円なら問題ない。

俺は写真を見た。

どれも、これも、可愛い!!いや、フォトショの威力があるのは、分かってる。
一回も風俗っていない俺がそういう知識を身につけているのも、ネット時代ならではだろうwww

それにしても可愛いよ、みんな。おかしいぞwwwどうなってるんだ?日本は。
こんなに可愛い娘ばっかり、やばくねえか?
俺が決めかねていると、兄ちゃんが話しかけてきた。

ボーイ「お客さん、こういう店は?」
俺「は、はず、はず、恥ずかしながら、初めてです。」

なんで「恥ずかしながら」なのか分からないが、やっぱり緊張する場面では普通にどもる俺、涙目www

ボーイ「じゃあ、僕に任せてもらえませんか?今、キャンセルになった娘がいるんですけど、うちのダントツの一番人気なんですよ!気立てが良くて、綺麗で、絶対に間違いないですから!」
俺「じゃ、じゃあ、お任せします。」

兄ちゃんの勢いに押されて従うことにした。どっちみち、自分で選ぶにも、判断材料がないしねwwww
それに「気立てが良い」って、超初心者の俺にとっては、容姿よりも、性格が大切だろう。なんせ、風俗が始めてなのは当然だが、女とロクに話したこともないわけだし。

俺は、店を出て、指定のホテルに向かった。歩いて一分ほどの場所だった。
ラブホテルに入るのも初めてな俺は、気恥ずかしさもあり、もう、ロビーにいるのも苦痛なほど緊張した。

受付のおじさんの指示に従って、すぐに部屋に入った。
そして、言われたとおりに、ボーイに電話して、俺の入った部屋の番号を電話した。

ボーイ「では、10分後くらいにつくと思いますんで・・・、女の子にお金を渡してあげてください。」

俺は、部屋にぽつんと立っていた。

もうすぐ、奴が来るんだ・・・。
その娘がここで裸になる・・・?
一気に緊張したwww

部屋で待っている時間が、また地獄だった・・・。いつ、ドアベルがなるのか・・・。
俺はどんどん、てんぱっていった。

心境としては、「殺すなら、早くしてくれ!!」みたいな感じwwww

ピンポーン。鳴った!もう、この時点で喉がカラカラだった。

扉を開けると、そこに立っていたのは、めっちゃくちゃ綺麗な女の人だった。可愛い、とかじゃなくて、綺麗。似ているタレントで言えば、かよぽりすだwww
かよぽりすをもっと線を細くして女の子にした感じ。そして、身長もかよぽりすで、どう見ても170cm以上はあった。

俺は凍りついた。
どう考えても、俺にはハードルが高すぎる・・・。

俺、163cmしかないんだぜ?
もっと可愛いらしい、小さな娘の方が良かった・・・。
俺は、ボーイの兄ちゃんを恨んださwww
でも、ギャルじゃないだけましか・・・。
その娘は髪の毛は栗色で、色白だった。

かよ「こんばんわ」
俺「こ、ここっここ、こんばんわ・・・。」

うわ、やべぇ・・・、完全にどもってるwww

かよ「あの・・・上がっていいですか?」

俺は玄関で、ぼーぜんと立ち尽くしていたwww

俺「ど、どう、どどどうぞ」
(変に思われてるんじゃないか?)
(笑われてるんじゃないか・・・?)

はい、パターン入りましたwww
こうなると、もうどもりが止まりませんwww

かよ「あ、私、かよです。よろしくお願いします。」
俺「よよよよよろ、よろしく!!」
かよ「今日は、ちょっと暑かったですね。お仕事の帰りですか?」
俺「い、い、いや、あ、あの、あの・・・。」

どんどん駄目になって行く俺wwwww

かよ「あ、私、お茶を買ってきたんですよ。のど渇いてませんか?」

彼女はお茶のペットボトルを買ってきてくれていた。

俺「あ、ああああありがとう。」

俺は、貰ったお茶を一気に、全部飲んだ。
喉がカラカラだった。

俺「ふーっ。」
かよ「一気飲みってwwwよっぽど、のど渇いてたんですねwww」
俺「・・・・・・」

話せない・・・。もう、どもるのやだ。
変に思われる・・・。

かよ「・・・・・・」
どんどん、気まずくなる。空気が重えぇ・・・。

かよ「・・・そろそろ、シャワー浴びますか?」
俺「はぁ?」

しかし、過呼吸ではあったが、まだ思考能力があった。

「こなければ良かった・・・それか、この娘がもう少し、ブスだったら良かった」

更に、こうも考えた。
これはスレ立て、出来ないwww

まだ、そんなことばかり考えられるならよかったんだけど、彼女のほうに意識が向かうと、もう駄目www
彼女が俺の方を見ている。
いかん、変に思われる。心配をかけている。
なんとかしないとwww
駄目だ、まだ早すぎたんだ・・・!

俺「フヒフヒフヒフイフヒフヒフヒ」

過呼吸、超悪化wwwww!!

かよ「いえ・・・、あのシャワー・・・」
俺「いゃ、ぃゃ、いや、ま、ま、まだ、まだ、いいいです!!」

俺、全力で、拒絶www
何しに来てんだ?俺wwww
っていうか、彼女、俺のあまりの拒絶っぷりに、驚いてる。

うわぁ、変に思われてるよwww
やべぇwwwどうしようwww
出口のないループにはまったおれは、
パニくって、次の瞬間に過呼吸になっていたwww

俺「フヒ、フヒ、フヒッ」
かよ「ちょ、ちょっと大丈夫ですかっ???」

どーすんだよ、これぇぇぇ???
なんで、風俗に来て、過呼吸になってんだ??オワタ・・・完全に俺、終わってる・・・。
女の子とエッチなことをするなんて、俺には無理だったんだ。
大人しく、魔法使いになっていればよかったんだ。

でも、彼女の意外な行動で、首の皮一枚で、つながった。彼女が取った行動は適切だった。

お茶の入ってたコンビニの袋を俺の口にかぶせ、呼吸をさせて、俺の体を抱きとめて、

かよ「大丈夫ですよ、大丈夫ですよ」

と落ち着いて話しかけてきてくれた。呼吸が徐々に落ち着いてきた。

落ち着いてきたけど、俺は彼女に、「ごめんね」も「ありがとう」も、まだ言えなかった。何か、伝えようとすると、また感情が高ぶりそうで怖かったので、静かに抱かれたままでいた。

時間だけが経っていった。時間が経つにつれ、迷惑をかけているということが苦痛になって、また精神的にやばくなってきた。どこまでヘタレな俺なんだwwww

でも、彼女の顔を見ると、すごく穏やかで優しい顔をしてたので、すごく安心した。

ピピピピピピって、彼女の携帯のアラームが鳴った。

彼女が慌てた様子で、アラームを止めた。その様子を見て、もうかなり落ち着いてきてた俺は、

俺「め、めいめい迷惑かけ、かけてごめんね」
と、なんとか、彼女に言うことが出来た。

かよ「いえ、全然、大丈夫ですよ。それより、何も出来なくてごめんなさい。」
俺「い、いやいや、な、何を言ってるの!お、おれ、俺が悪いのに・・・」

かよ「あ、そうだ。」

彼女は、バッグから、名刺を出して、俺にくれた。彼女の出勤予定日が書いてあった。そして、ホテルから、二人で出て、ばいばいをした。彼女は最後まで、何も出来なかったことを謝っていた。

ボーイの兄ちゃんが彼女を進めてくれた理由が分かったwww
すごくいい娘だ。
でも、すごく彼女に悪いことをしたような気がしたし、自分が情けなかった。

これが一日目。

そーか、童貞を脱するなんて俺には無理だったんだwww
つーか、女の子と話すことが、それだけで、もう、かなり、無理めのようだった。あまりの絶望感、そして、あまりの恥に、部屋に帰ってしばらく、ぼーぜんとしていたwww

彼女に貰った名刺を取り出すと、裏に、カレンダーがあって、日付に○が入っていた。彼女が店に出る日なんだろう。彼女のことを考えると、なんだか胸がキュンっとした。

ああ、そうさwww
もう、惚れてたさwww
俺が惚れるには、あれだけで十分さwww
女の子と話したらすぐに、惚れる・・・法則発動さwww

すると、今度は、自分が彼女の前で過呼吸になったこととか、思い出すと、更に地獄さwww

完全に嫌われた・・・というか、変に思われたろう・・・。名刺の裏のカレンダーをもう一度、見ると明日の日付に丸が入ってる。13時〜21時って時間も書いてあった。

明日、店に行けば、彼女とまた会えるんだ。でも、もう一度、会うのは俺にとって、非常に勇気がいる。あんな醜態を晒した後で、もう一度、会うなんてちょっときつすぎる。

いや、待てよ。
「そうだ!まだ、過呼吸から救ってくれたことをちゃんとお礼も言ってない。」

俺は、仕事が終わったら、すぐに店に電話をかけていた。お礼を言うという口実がなければ、会いに行けないってどんだけキモイ客なんだ、俺はwww

だけど、現実は、仕事が7時に終わって、店に電話をかけると、もう予約でいっぱいだった。その日は会えなかった。
で、次の日は彼女は休みだったので、再び彼女と会えたのは、二日後ということになった。

昼休みに店に電話をかけて予約したんだけど、俺が行ける午後8時からの枠しか、もう空いてなかった。
それでも運がいい方らしかった。

ボーイの兄ちゃんに聞くと、前日予約という制度があるらしく、その方法を取らないと、本来は、かよちゃんの予約を取るのは難しいとのこと。

すごい人気なんだ・・・。

ボーイの兄ちゃんが言ってたことは本当だったんだな。
たまたまキャンセルが入って、かよさんと会えたんだな〜。

ピンポーン。

ドアを開けるとかよさんが立っていた。

かよ「あ、俺さん!」
かよさんは、俺を見ると、笑ってくれた。

かよ「あれから、大丈夫でしたか?私、心配で・・・。」
この娘は本当に優しい。営業スマイルとかじゃないよ。本当に心から優しい娘なんだよ。
俺、もう駄目www俺は、この娘に完全に惚れてると自覚した。

俺「い、いえ、俺の方こそ、迷惑をかけちゃって・・・。そ、そそんで、あのときはあり、ありがとう。」
で、俺たちは、しばらく、天気の話とか当たり障りのないことを話してた。

かよ「あ、あの・・・そろそろ・・・シャワーを浴びます・・・?」
彼女は恐る恐る俺に尋ねた。
また、過呼吸になられてはたまらないだろうwww

俺「い、いや、今日、今日はお礼を言いに来ただけだから」
前もって用意していたセリフをドヤ顔で言う俺wwwアホだwww
かよさんは、吹き出した。

かよ「俺さん・・・!そんな人、初めてですよwww」
俺「い、いや、お、俺、女性経験が本当に貧しいから・・・かよさんと話して慣れるだけでも、意味があるから」

「女性経験が貧しい」
微妙な言い方をしたwwww
しかし、とっさに思いついた言葉が後に、意外な展開を生むことになる。

しかし、どうして素直に童貞だと言えないんだwww
10歳近くも年下の女の子に、・・・・
しかも、まぁ、こんな仕事してるんだから経験が豊富なんだろうしなぁ。なのに、童貞とは言いたくなかった・・・。

小さい、俺!さすがに器が小さい!

かよ「でも、お金がかかりますよ。決して安くないし、悪いです・・・。話しするなら、女の子の友達とかに頼めば良いんじゃないですか?」
俺「そ、そんなこと頼むの悪い・・・というか、女の子の友達、いないです・・・。」

また一瞬、見栄を張ろうとした俺wwwしかし、そこは素直に言った。っていうか、女の友達がいるなら、女の子と話すだけでこんなに緊張しないだろうwww

まぁ、変な話、情けないところを素直に認めたりすると、けっこう、するっと言葉が出るんだよな。どっかにしょうもないプライドとか、そういうものがあったりすると、どもってしまうんだよ。

かよ「あ、ごめんなさい・・・。」
かよさんも、俺に女友達がいなさそうということをすぐに気付いて謝った。

謝るなwwwよけいに情けなくなるって!

彼女は、その後も、金額が高いし、何もしないとお金を貰うのが悪い・・・と何度も言った。

かよ「それに、そんなことを意識したら、何を話していいのか分からなくなりますwww」
俺「い、いや、ふ、普通にしてくれてたらいいんです。」

いや、俺が普通の客になれよwww

しばらく会話が途切れた。

彼女が離せなくなると、見事に会話が無いwww
なんの話題もない俺www

かよ「・・・・・」
俺「・・・・・・」
かよ「・・・・何もしないで、普通にいると、逆に恥ずかしいですね。」

そういう彼女の恥ずかしそうな仕草が、またすごく可愛くて、胸がドキドキしてきた。そんで、俺も恥ずかしくなってきたwwww

でも、感情が高ぶってくると、ひどくドモリそうな気がしてきたので、更に、俺は何も話せなくなって、更に更に無言になってしまった。

かよ「・・・・・」
俺「・・・・・・」
完全に無言状態。俺、キモーイ。誰か助けてwww
彼女は、非常に困ってしまってるだろう。童貞って社会に迷惑をかけるんだなぁ・・・。

場をもたせようと思って、かよさんが、他愛のない話をし始めた。かよさんが一所懸命話す姿が、すげー可愛い。幸せだ。
と、思ってたら、時間が来てしまったwww

別れ際に、彼女は
かよ「何も出来なくてごめんなさい」
と何度も謝っていた。

それを聞いてると、すごく胸が痛んだwww
何度も、謝らせるのが、可哀想だった。俺が、店に来ると、彼女を困らせてしまう・・・。それに、やっぱり、客と風俗嬢なんだ・・・と、自覚させられるし。

でも、次の日も彼女は出勤日だったので、彼女と別れたら、店に電話してすぐに次の日の予約を入れたww
教わった前日予約という奴だwww
俺も、どんどん要領が分かってきた・・・というか、風俗慣れしてきたというのかwww

とりあえず、明日はかよさんを困らせないようにしよう。

なんか目的がちがくないか?

俺はもう、完全に我を見失っていたwww
VIPの風俗体験スレのように、デリヘルで可愛い娘と安くセックルできたりとか、セフレになれたとか、そういう都合のいい体験を期待しないでもなかった。
しかし、風俗嬢にプラトニックラブになるとは、全く思いもつかなかった。

いきなりソープはハードルが高いだろうという個人的な意識ゆえに、デリヘルで最初に慣れて置こうとか思ったってのもあったのに、約4万円払って、過呼吸になり、ろくに会話も出来ずに、明日も二万くらい。

俺的には恐ろしい出費だ。

でも、このときは、まともに考えることも出来ずに、かよさんに会えるってだけで、もう、なんか生きてるのが楽しかったし、仕事にも張り合いが出たwww

次の日、ホテルにつくと、もうすぐかよさんに会えるって気持ちで、うれしくて仕方が無かった。

ピンポーン。
かよさんだ!

思えば、女の子を具体的に好きになったことなんてなかったかも知れない。中学、高校と、好きな娘はいたけど、話すことも無かったし、こうやって会って、話して、それで好きってのは、本当に逆らえない強い感情を生むもんだな。

二次元との違いって、外から見つめるだけでなく、実際に三次元の女とコミュニケーションしてみなくては分からないもんなんだ。要は二次元と比べるほど、三次元の女を知らなかったんだな。

かよ「あ、俺さん。また来てくれたんですか?」
靴を脱ぎながら、かよさんは笑った。

でも、「また」って言い方が引っかかった。

俺なんて、面倒くさい客は、迷惑なのかな?と、童貞というか、女にモテない男特有のネガティブ思考が始まるwww

昔だとそんなことも気付かないんだろうけど、こうもネットでいろいろ見ていると、自分の考え方とかが、モテない男のパターンにはまっているなんてことも客観的に分かるようになるwww

そして分かっても、実際、自分では、どうしようもない。吸い込まれるように、キモイ、もてない男のパターンの思考方法や行動をとってしまうwww

かよ「今日は、頑張ってみますか?シャワー、入りましょうよ。」
俺「い、いや、ま、まぁ、とりあえず座ってwww」
かよ「いいんですか、俺さん?お金・・・が勿体ないですよ。」
俺「い、いや俺にとっては有意義な使いかただし・・・いいんですよwww」

そしてまた、他愛のない話をした。他愛のない話ばかりになるんだよ。

だって、この時点で金でかよさんとエッチなことをするなんて考えられなかったからな。でも、その先に何があるんだ?何もない。お金の切れ目が縁の切れ目。
そして、それはすぐそこだ。俺はこの時点で、消費者金融から金を借りることも視野に入れていた。すでにwww

俺は、自分のことをあまり話すのが得意ではない。俺になんて興味を持ってないだろうって思うし、自分のことをうまく話せないと、またどもったりするし。

そして、かよさんもあまり自分のことは話さない。まあ、こんな店では自分のことは話さないんだろうな。だから、自然とテレビとか映画とか音楽とかニュースの話になる。でも、そんなことは深く話さないとすぐに話題が尽きる。

で、俺は、歴史の話をし始めたwww
それしか、語れるものがないからな。

本当に歴史が好きで、歴史小説をいっぱい読んでたから。ただ、今時の女の子が興味を持つかなぁ?と思ってたら、かよさんの食いつきが異常に良いwww

戦国時代や幕末の話をすると、かよさんは、すごく面白がって聞いてくれた。それどころか、いろいろ質問してきた。

かよ「私、世間知らずで馬鹿だから、すごくためになります。」
てなことを言ってると、またすぐに時間が来る。ピピピピピピってかよさんの携帯のアラームがなる。

残り十分間ということなんだ。
本当にあっという間だ。

かよさんには、お金を使わないと会えない。
それも二万円も使ってたった一時間。

延長しようか?
でも、延長すると、異様に高くなる・・・。

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