別れたいと思っていた彼女をイケメンに寝取らせたけど胸が痛すぎる

スポンサーリンク

セックスは毎晩二回はしてたから激しいと言えば激しいのかもしれないけど、以前と大分やり方も変わった。

以前のように葉子の事を考えてするようになった。
優しいというか、気持ちを込めてというか。

ゆっくり時間かけて葉子を最初にいかせてから自分がいく、みたいな。

両手指を絡めながら、いく寸前、
いった後の蕩けるような葉子の表情を見ながら射精すると、本当に快感が倍増するような感じ。

一度だけ生でしたんだけど、二度目はやっぱさせてもらえなくて、でも本当に気持ちの良いセックスをしていた。

そんな生活が一ヶ月くらい経った頃の話。
心の何処かで秋介に言わなきゃ、と思ってはいたんだけど、でも心のどこかでなんで俺の方から敢えて言う必要があるんだ、みたいな思いもあって。

次第にそんな思いも忘れそうになっていった頃の事。
当初のように毎日会う事はその頃はしていなかった。

やっぱり仕事はそれなりに忙しいので、平日に毎日会うのはお互い体力的な事もあって。

その日、残業で一人事務所で仕事をしていた時の事。
時計は9時40分になろうとしていた。
10時になったら帰ろうと思っていたので、はっきりと時間は覚えている。

静まり返ったオフィスにいきなり響くメール着信音。
葉子とは一日に何度もメールをしていたので、
その時も葉子からのものだと思い何気に携帯を見ると、秋介から。

携帯の画面に映された、メールがあまり好きでは無いはずの秋介の名前を見て、一瞬で連絡を断っていた事を後悔した。

まさか、とは思いつつ、恐る恐るメールを開くと「また後で電話するね。取り敢えず、今こんな感じ」と書いてあり、一枚のファイルが添付されていた。

天井を見上げ、深呼吸を一度。
そんなはずは無い、葉子とは完全に元通りになったはずだし・・・・・・

自分に言い聞かせるようにしながらファイルを開いた。
そこに写っていたのは、曇りガラス越しにシャワーを浴びる裸の女の後ろ姿。

手前には無造作に脱ぎ捨てられた見覚えのある服も見えた。

ああ~・・・
身体中から力が抜けて自然と出る溜息。

自分が蒔いた種で一喜一憂してる自分自身に、次第に笑わずにいられなくなった。

当たり前だけど、葉子にも意思がある。自分で考えて自分で行動する。
俺の掌だけで踊らされてるものだと、なんと勘違い甚だしいことか。
その頃になって気付いた気がした。

すると矢継ぎ早に携帯が鳴った。
恐る恐る携帯を見ると、オタクからだった・・・
なんて事は無い、翌日の会議の資料についての確認だった。

要件は数十秒で終わったが、何故か毎日顔を合わせているオタクの声が妙に懐かしく、ついつい話を引き延ばしてしまおうとする俺。

20分位話しただろうか「俺、風呂入りたいんだけど」とオタクが冷静に言った。
が、そこからグダグダと10分は話した。オタクいい奴過ぎる・・・

既に10時を過ぎていたが、このタイミングでは帰るに帰れない。
取り敢えず、トイレに行って大をしようとした。

そこでまた10分、段々尻が痛くなってきた。結局出なかった(笑)
デスクに戻ると、携帯には音声着信の履歴が三件、どれも秋介から。

それ見て頭の中空っぽ。
次何をすべきか、したいのか、全く考えが纏まらない。思考停止。

でもすぐに四度目の着信。
機械的に電話に出て、耳に当てる。

「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!」
「声、大きいよw」
「だって!だって!・・・・凄過ぎ、だから!」
「ははは、いいよ、もっと出しても」
「あっ!あっ!あっ!凄いっ!さ、最高!・・・あっ!あっ!あああっ!あぁぁっ!」

ギッシギッシとベッドが大きく軋む音。
相当激しくセックスしているのがすぐに分かった。

凄過ぎって、なんだよ。
最高って、なんだよ・・・・
カーっと顔が熱くなっていくのが分かった。

「や・・・いくっ!また・・・いっちゃうっ!」

ピタリと音がしなくなる。どうも秋介が動きを止めたらしい。

「なんでぇ?ねぇ、どうして?」

切なそうに言う葉子に、囁くように、でも携帯にははっきり聞こえるように秋介が言った。

「俺のセックスと治雄のセックス、どっちがいい?」
「またそんな事・・・・・・」
「正直に言ってよ、じゃないと動かないよ?」
「やだぁ・・・・・・」

「別に治雄がいいならそれでもいいから。それが本心ならさ」
「あ、あぁ・・・凄い、もう本当に・・・」
「な?どっちのセックスがいい?やっぱ治雄か?」

そして、俺は気を失いそうになった。予想はしていたとはいえ・・・

「秋介君のが、いい・・・・・・秋介君の方が、ずっといい・・・」

「本当に?マジで?俺、凄え嬉しいかも。俺のチンポの方がいいの?」
「・・・・・・・・・・・・」
「ちゃんと声に出して言って」
「秋介君の・・・・・・がいい・・・」

「聞こえないよ、はっきり言って。俺の何がいいの?」
「チ・・ン・・・・ポ」
「聞こえないって。ちゃんと言えって!」
「チンポ・・・秋介君の、チンポの方が好き・・・ねぇ、お願いだから・・・・・・」

チンポなんて言葉はおろか、葉子の口から卑猥な言葉を一切聞いた事がない俺は、それまでピクリともしなかった自分の股間に血流が向かうのを感じた。

こんな時に勃起しそうになる自分に嫌気がさすと同時に、何か避けられない運命みたいなものを感じた。

「よく言ったね。やばいよ、俺、メッチャ興奮してきた」

ギシギシし始めるベッド。

「俺、何回でも出来そう、今夜は。今日泊まっていけよ」
「わ、分かったからぁ・・・・
あっ!あっ!あっ!あっ!凄い!やっぱ凄い、これ!大きいっ!大きいっ!あっ!あっ!」

「いいよ、いけよ、また、いけよ!」

軋み音のペースが速まり、壊れそうな位。

「あっ!激しっ!あっ!あっ!あっ!」
「激しい方が好きなんだろ?」
「ダメっ!凄いっ!あっ!あっ!あっ!あああっ!あああっ!ダメっ!」

やっぱり俺としてる時と全然違う。
切羽詰まった、苦しそうに悶える葉子の声は、俺の時の声とは全然違った。

バチンバチンと肌のぶつかる音が聞こえ、携帯が床に落ちたような、ガタッと大きな音もしたけれど、二人の大きな声は全部丸聞こえだった。

「なあ、葉子!なあ、俺と、付き合えよ・・・・」
「ああ!あっ!あっ!あああっ!あ、お、おかしくなるっ!あっ!凄いっ!やだっ、あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!いくっ!いくっ!」

「治雄と、別れて、俺と、付き合えよ!、な?」
「つ、付き合うからっ!秋介君と、付き合う!あっ!あっ!い、いくっ!いくぅぅぅっ!」

苦しそうに喉をヒーヒー鳴らすようにして果てる葉子。
はたから聞くと本当に苦しそうなのに、恐らく俺では与えられない程の快感だからこそ、のものなんだろう。

完全に勃起した俺の股間。また以前のように鬱からくる勃起。
結局俺は葉子とはやり直せないのかも、と考えながら二人のやり取りを聞いていた。

「あぁ~、俺も出そう、あぁ、出そう」
「あ、ふぅっ!・・・いって・・・いって・・・・・・ああああ、凄っ・・・・」

「どこに、出したらいい?どこに欲しい?」
「どこでも、どこでも、いいから、早く・・・ああ、ねぇ早く」

ガタガタっ!と大きく揺れた後「口開けろ!」という切羽詰まった秋介の声がした。

俺のチンポの先からは信じられない程の先走り液。
薄暗いオフィスで、一人で先走り液でパンツを濡らす情けない俺。

暫く衣擦れの音だけが聞こえ、そして秋介の大きな溜息。

「はは・・・・腰抜けそうw」
「・・・・・・」
「葉子ちゃんこそ、最高だったよ」
「ん・・・」

ハァハァ言いながらも少しテンション低そうな葉子の声に対し、普通に話す秋介の声。
息も上がっていない。

「今日は、朝まで、な?」
「う、ん・・・・・・」

「なあ・・・もう一度聞くけど、俺と付き合ってくれな?」
「・・・・・・」

「寂しい思いさせないから」

チュッチュッとキスの音が聞こえた。
合間に、あふんっ、とか凄くエロい葉子の声も聞こえた。

「治雄にちゃんと言えるか?」
「わかんない・・・」
「俺が言おうか?」
「・・・ダメ、だよ・・・私が、言うから・・・ちゃんと、言うから・・・・・・」

微かに鼻を啜る葉子。
俺は振られるんだと、改めて思ったが、そもそもそうなる事を望んでいたのに何故か気分が落ち込んだ。とてつもなく。

それは学生時代に大好きな女の子に振られた時と同じ性質のもので、いい年してかなり落胆してしまった。

一旦ここで電話が終わったので、会社を出て飲んだくれた、一人で。
酔って部屋に帰ってそのまま爆睡。

朝早く目が覚めた時、携帯には秋介から五回の着信記録とメールが一通。
葉子からもメールが一通届いていた。

着信の時間は、夜中の一時過ぎと三時過ぎのもの。

秋介のメールは四時位で、中には添付がまた一枚。
微かに二日酔いの頭痛を感じながら、秋介のメールを開いた。

「取り敢えず、任務完了かな。今回はちょっとテコづったわ」

その一文。写メはかなりぶれてはいたが、裸でうつ伏せの葉子で、シーツが半端なく乱れていた。

そして葉子のメールも開いた。
午後11時過ぎに届いていたそのメールを開く時はさすがに正気に戻っていた。

別れて、て書いてあるんだろうな・・・・・・と思いつつ開くと、一言だけ。

「明日の夜、部屋に行くね。どうしても話したい事があるから」

これはその時は秋介に書かされたものだと思ったけど、後で秋介から聞くと、これは葉子自身で書いたとの事。

恐らくこの時点では本気で俺と別れようと思ったんだろう。

ついでに言うと、その時秋介と会う事になったのは、
なんと葉子から誘われたからとの事だった。

「何してるの?」
「別に」
「そう・・・・・・」
「・・・・・・どしたの?急に」
「いや別に」

「俺と会いたくなった?」
「そんなんじゃないし」
「分かりやすいねw」
「違うよ!」

「じゃあ○○日の8時に。いつものところね」
「違うし!そうじゃなくて」
「じゃあ待ってるよ」ガチャン、
らしい。

「なんだかんだ言って凄く可愛い服きて時間通りに来たよ、彼女w」
と笑いながら秋介はあの時の事を俺に話してくれた。

つまり情のみで切れないでいる、という事ですな。
内心そんなもんだろ、とは思ってましたけど。

葉子とのセックスは単純に滅茶苦茶気持ち良いし、彼女は色々と本当に尽くしてくれます。秋介と二股だから、変な束縛とかもないし。

仕事も忙しいから、ストレスのないこういう付き合い方も有りかな?
と考えて現在に至りますが、変に俺融通が効かない所があって、新しい彼女を作る気になれないでいました。

四月からちょっと融通の効く部署に異動にもなるし、そろそろちゃんとしなきゃ、と考えてるところです。

あと、もう一度言っときますけど、会話とかはいちいち覚えていないので、俺が聞いて心に刺さっている部分をやや盛って書いてます。

だから葉子に対して反感持つ人とかいるかもしれませんが、二股かけてる以外は、本当に良い子ですよ。

一応、本人の名誉のため

コメント

タイトルとURLをコピーしました