1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2013/05/03(金) 18:36:48.11 ID:jsXGevSJ0
高校1年の時の彼女の話なんだが
付き合い始めてからの夏休み、俺も彼女も部活が夕方まである毎日だったんよ
俺は運動部で彼女は軽音部。大体彼女の方が先に終わるんだけど、いつも校門前の石垣に座って待ってくれてて
一緒に帰ってたんだよね。笑って迎えてくれる彼女がいると思うと、俺はキツイ部活も頑張れたわけ
で、まぁ8月の盆前くらいだったかなぁ
珍しく俺の方がいつもより結構早く部活終わったんだよね。それで、何となく軽い気持ちで彼女を部室まで迎えにいこうと思ったんだよ
彼女はバンドのボーカルで、俺は彼女の歌声がとても好きだったから「少しでも聞けたらいいな」くらいの気持ちで
でも、行ってみたら部室は鍵がかかってるし、扉に付いてる一つしかない窓もカーテンがかかってた
軽音部の部室は防音室なので歌も一切聞こえないし残念だなぁと思ってたらカーテンから少しだけ隙間があるのに気づいた
俺は何も考えず覗いてみたんだ
そしたら、楽器を演奏してる人は一人もいなくて、隅の方で男二人と女一人がいた
女の人は黒セーラーと薄いピンクのブラを上にズラして真っ白い胸を露出させ後ろから男に突かれていて
前からはもう一人の男に唇を奪われていた
俺はそれが非日常過ぎてボーっと見てたんだけど、長いディープキスが終わって、顔がほんのりと赤く上気した女の顔が見えたときに
やっと、俺の彼女がバンドの先輩と3Pしてることを理解した。理解した瞬間、俺はトイレに走って胃の中のモノを全て吐いた
そしていつもの校門前の石垣で彼女がくるまで待った。何かの間違いだったんだと自分で思い込んでたと思う
クーラーがガンガンに効いてる部屋で部活だったはずの、少し汗ばんだ彼女に震える声で聞いた
「…今日の部活どうだった?」
いつもの、俺が大好きだった笑顔で答えた彼女を見たその日から
「んーいつも通りだったよー」
人間なんてそんなものか、と思うようになった
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